四柱推命
太古の中国で生まれた占い。
陰陽思想(世の中のすべてのものやことは陰と陽に分かれる)と五行説(木、火、土、金、水の5つの要素によって構成される)を合わせた陰陽五行説をもとにしています。
人が生まれながらにして持っている性格、能力、素質を理解し、その人の努力や経験で変わる後天的な運命までも的確に予測することができるとされている手法です。
よく当たると人気の手法ですが、秘伝とされている部分も多く、当てるためにはしっかりと勉強することが求められます。
西洋占星術
東洋にも占星術はありますが、よく見かける12星座占いは西洋占星術を用いて鑑定していることが多いようです。
太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10の惑星が、その人が生まれたときにどこに位置していたかを示すホロスコープというチャートを使って、その人の性格や才能、運命などの基本パターンを分析することができると言われています。
タロット占い
大アルカナと呼ばれる22枚のカードと小アルカナと呼ばれる56枚のタロットカードを用いて質問の答えを導き出す占いです。
占い師がカードをシャッフルし、そこから偶然に選び出されたカードを読み解くことで鑑定を行います。
一見単なる偶然と思われる事象にもなんらかの意味があるという考えがあり、近い将来などを知りたい時に活用されます。
ルーン占い
一世紀ごろからゲルマン人によって使われていた、ルーンという24の文字を用いて行われる占いです。
ひとつひとつにルーン文字を刻んだ24本の小枝や24個の石を道具として使い、小枝を放り投げて(キャスト)、それが偶然落ちた場所との関係を読み解いたり、ルーンバッグと言う袋の中にルーン石を入れてそこから偶然に選び出した石を一定の配置に並べて(スプレッド)結果を導き出す方法があります。
ルーン占いには、タロットと同じように、偶然がなんらかの意味を持つという考えがあります。
手相
指や手の全体的な形や手の平の状態、またその線などから、その人の性格や運命などを読み解く占いです。
古代インドが源流とされる古い占いで、インドから中国へ伝わり、中国で東洋の易学を取り入れて発達したものが日本に伝わってきたと言われています。
職業や結婚などの人生に関わる事柄や、生まれ持った気質について鑑定されることが多く、数年や数十年単位での物事について占う時に用いられています。
家相
住んでいる土地や家の間取りなどから、住む人の吉凶を占うものです。
家の方角や間取り、門の位置、家の色や形状をもとにしますが、より細かく鑑定する場合は家人の生年月日なども含めて占います。
中国が発祥の、住む家によってよりよい気を取り入れるための陽宅風水の考えをベースにして日本で生まれたので、日本の気候や文化が色濃く反映されています。
色を使った開運術を知りたい場合は風水を、家そのものの形から家の吉凶を知りたい場合は家相占いをすると良いでしょう。